事業内容
BISINESS
配管は各プラント等の装置を何十年とわたり支え続ける存在です。
トラブルにより、装置運用に支障をきたさないためにも私たちは品質に真摯に向き合い、最善の施工に取り組んでおります。当社の事業内容についてご紹介いたします。
配管工事
PLUMBING WORK
プラント及び各装置の動脈といえるのが配管です。配管品質に問題があれば装置の運転に支障をきたし、経済的な損失が発生するでしょう。配管工事において当社の製品がどの様にお客様へ提供されるのか。
一例として新設ビル設備配管のプレファブ製作及び現場施工過程をご紹介いたします。
当社のプレファブ製作の工程
01基本設計・現場調査
配管製作にあたり、各要領書、施工図面を基に綿密な現場調査を行います。
配管寸法やプレファブ品搬入経路等の事前確認を確実に行うことで現場での作業効率を高めることが可能になります。
02詳細設計
調査結果を製作図面に落とし込む作業になります。
この作業にていかに作り手が製作しやすく、且つプレファブ率を高くできるか当社の腕の見せ所でもある作業です。
03工場加工
配管の製作は、検品・品質管理された資材を用いて行われます。
様々な材質・形状の配管は熟練の配管工、溶接工により正確な作業で製作されていきます。
04社内検査
各製作段階にて寸法、形状、外観等の確認を適時行います。
また各製作ピースは必要に応じてNDI検査、耐圧試験等を行い欠陥を確実に取り除きます。
05保温、ラッキング、塗装
製作した配管をユニット化していきます。必要に応じ、あわせて保温、塗装を行います。
06養生、出荷前検査
フラッシング及び内部確認後、養生を行います。
フランジの当たり面には特に注意を払って取り扱います。出荷前の最終チェックに合格し製品が完成します。
07出荷
プレファブ品を積載、丁寧にラッシングを行います。
このように当社にて一括して管理された製品はお客様の現場へと出荷されていきます。
現場施工
プレファブした配管ユニットはクレーンにて上架・設置後、溶接・検査(塗装・保温)の流れを経て完成となります。
施工事例
WORKS
プラント配管工事
製油所をはじめ、化学製品、薬品を生産するプラントと呼ばれる工場での配管工事になります。
配管内の流体には用途により種類や圧力が異なり、それらにあわせて多種多様な材質、規格が存在します。
(例として、エチレン分解炉チューブ更新工事では合金鋼鋼管の使用、石油製品のプロセスラインでは高圧ガス規格があります)
また、これらの工場では可燃物や危険物を取り扱う為、漏洩等のトラブルが重大災害に直結するケースがあり、安定した施工品質が必要不可欠になります。
工事にあたり、最適な施工方法(専門知識)、確かな技術、柔軟な対応が求められています。
当社は各製油所での施工実績を基に、お客様が求めるサービスの提供と更なる品質・コスト・安全を追及しています。
配管工事に付帯する足場、塗装、保温、検査工事等にも対応いたしますのでご相談ください。
(上段) 新規プラント建設工事での配管ラック中への長尺配管入れ込み作業
(下段) 大手石油製油所 定修工事での超高圧配管・バルブ更新作業
ビルディング・施設 空調設備工事
都心部を中心とした大型商業施設やオフィスビル等の空調設備工事になります。
プラントとは異なり、火気使用の制限や騒音の配慮、作業時間帯の調整や資機材搬入方法の工夫が求められます。
また、プラント配管工事の経験を活かし、熱源改修工事等では大口径配管更新を行っております。
各種加工管、SGP-VA等のライニング原管の製作、出荷も対応しております。
オフィスビル機械室内の熱源供給設備 配管切替作業
各種メンテナンス工事
各プラント装置やビル設備は長年の運転、内容物、外的要因(サビ等腐食)により日々消耗、老朽化が進んでいます。
24時間稼働する設備も多く、健全な運転を行う上で定期的なメンテナンスが必要となります。
当社は大型定期修理工事から日常保全工事まで幅広い施工実績をもってご対応いたします。